一般社団法人 マンション大規模修繕協議会

一般社団法人 マンション大規模修繕協議会は、このたびセミナーを開催致します。
このセミナーはマンション管理組合員、管理組合理事、理事長を対象に、大規模修繕工事に関する正しい知識を身につけるための無料セミナーです。安全で安心なマンション生活と資産価値を維持するための「管理」の大切さについてお伝えしてまいります。
残り席数が少なくなっておりますので、お早めにお申し込みください。

講師 兵頭浩二 プロフィール

一般社団法人マンション大規模修繕協議会 副代表理事
株式会社色設計 代表取締役
一級建築士
これまで千葉県内を中心に多くのマンション大規模修繕コンサルティングを 手がけ成功へと導く。近年では、マンションの日常に起こる様々な問題を解 決するため、相談役として年間200回超マンションに行き、管理組合理事会 に出席し好評を得ている。全国組織となった当協議会の事務局長を務め、 マンションに住む方々のアドバイザーとして活躍中。

大規模修繕セミナー 2015年度秋千葉開催

ずさんな計画と管理でいつの間にか資金不足に・・・

長期修繕計画にその問題はあります。

課題1分譲時は販売しやすいように見込んでいる工事よりも低く積立金が設定される傾向にあります。
課題2定期的に見直しをしていても、やらなくてもいい工事が入っていたり、工事単価が不明瞭だったり、工事項目が不足していたりと、ずさんなものが多くみられます。

これらに気づかずに計画を進めてしまうと、いざ工事となったときに修繕費用が足りなくなります。国土交通省の調査結果によると、3割超のマンションが修繕積立金不足に陥るという大変な状況になっています。あなたの管理組合は「絶対に大丈夫」と言い切れますか。

「積立金の値上げ」「一時金の徴収」その前に・・・

資金不足の解決策として、 修繕積立金の値上げ、 一時金の追加徴収、金融機関からの借入などさまざまな方法があります。 しかし、昨今の経済状況をみると、どの方法も組合員への負担が大きく、年金だけで生活する高齢者が増えている今、厳しい選択肢となります。また、ここ数年は震災復興やオリンピック特需の関係で工事費が高騰しています。 さらに、 消費税率10%への引き上げによる駆け込み需要で工事費は一段と上がることが予想され、 修繕積立金不足の問題は今後ますます深刻になっていきます。

では、現状を踏まえて建物を維持していくためには何をすればいいのでしょうか?
私たちは昨年の(春)セミナーよりある提案を始めました。


「安全・安心に暮らす」と「生活を守る」を両立させる
今、修繕周期は15年の時代に!


なぜ、修繕周期を15年に延ばすのか?
大規模修繕は一般的に12年に1度とされていますが、それを15年に延ばすことで、60年で比較した場合、単純計算で1回分の工事費が削減できます。また、積み立てる期間が3年延びるので、積立金が不足していたとしても急激な値上げを回避することができます。

私たちが提案する「修繕周期15年」は、ただ単に工事を先延ばしするだけの話ではありません。修繕費用を極力上げずに、安全・安心を確保しながら15年間建物を維持する堅実な方法です。詳細な建物調査診断、綿密な修繕計画、適切な仕様、高い技術レベルの施工とそれを監督する監理体制、 その後の継続的な定期点検とメンテナンスが全てセットになってこそ、 修繕周期は15年に延ばせます。

本セミナーでは、「組合員の生活を支える」ことに賛同して下さった建物維持保全に関わる設計事務所、施工会社、メーカーが修繕周期を延ばすために一丸となって取り組んでいる内容をお伝えします。

課題1修繕積立金ムダ遣いの最大要因はこれだ!
前回のセミナーでは給排水自主点検同行サポートを通して合計1億3千万円の修繕積立金を有効活用した事例をご紹介させていただきました。今回はその建築編をお伝えします。工事内容の精査で大幅に修繕積立金の節約を実現した管理組合は少なくありません。こちらも、ぜひ参考にしていただきたい内容です。

特別特典
今、マンションを取巻く環境は大きく変わろうとしています。組合員の皆様が豊かで充実した生活が送れるように、
今までにないサービス、価値を全力でお届けしてまいります。
ぜひ、ご期待ください。

サポート

受講者の声

実際に受講された方から、ご満足の声をいただいております。

Cコート砧公園 修繕委員 依田英二郎 様   

勉強のつもりで参加したセミナーでしたが、大規模修繕のプロセスと失敗しないための様々なポイントを、実に具体的にレクチャーしていただけました。特に事前に行なう建物調査診断の重要性や施工業者次第で修繕の内容費用に差があることなど、とても勉強になりました。素人集団である管理組合には専門家のサポートが不可欠。後で悔やまないよう、準備と対策を徹底し、無理・無駄のない大規模修繕を実現したいと思います。

Rマンション川田谷 管理組合 斎藤友宏 様

私たちのマンションでは、2度目の大規模修繕を控えています。前回は管理会社任せの部分が多く、施工業者も系列会社の一択で実施したのですが、今にして思えば必要のない修繕工事に余計な費用をかけてしまった気がしてなりません。次の大規模修繕では設計事務所など信頼できる第三者に協力していただいたうえで、みんなが気持ちよく暮らしていける、費用対効果の高い大規模修繕を行ないたいと考えています。

T・T・Mタワーズ 修繕委員 藤崎瑛太 様    

将来の大規模修繕について委員会での考えがまとまらず、修繕委員会全員でセミナーに参加したのですが、大規模修繕を軽く考えすぎていたと反省させられました。施工会社の選定基準も分からないし、施工内容や見積もりの是非なんて、素人知識で対応できるものではありません。今後はセミナーでいただいた『大規模修繕マニュアル』を組合の共有情報にして、組合員みんなが満足のいく大規模修繕を考えていきたいと思います。 

CRマンション座間南 管理組合 三國秀樹 様

数年前、私の友人が住むマンションで大規模修繕を行なったのですが、ずさんな工事のせいで大問題になりました。マンションという資産を末永く機能させていくには、大規模修繕の失敗は許されません。セミナーでは、大規模修繕を成功させるための体制づくりから細かなポイントまで、実践的なノウハウを学ぶことができました。信頼できる一級建築士事務所をパートナーにしたおかげで、私たちの大規模修繕は順調に進捗しています。
マンションで生活していく上で必ず経験する大規模修繕工事を、管理組合主導で失敗なくスムーズに行うための情報をマンションに暮らす全ての人へ向けて発信しています。運営は設計会社・施工会社による賛助会員、建築・住設・保険などの企業からなる特別賛助会員の会費によって行われております。マンション生活や管理組合運営に関する有益な情報、専有部分のリフォームに関する相談など、専門家集団ならではの豊富な知識・経験、蓄積されたデータ、事例などを基に居住者視線でサポートしています。