一般社団法人 マンション大規模修繕協議会は、このたびセミナーを開催致します。
このセミナーはマンション管理組合員、管理組合理事、理事長を対象に、大規模修繕工事に関する正しい知識を身につけるための無料セミナーです。安全で安心なマンション生活と資産価値を維持するための「管理」の大切さについてお伝えしてまいります。
残り席数が少なくなっておりますので、お早めにお申し込みください。
講師 千葉昌稔 プロフィール
・一般社団法人 マンション大規模修繕協議会 理事 埼玉支部支部長
・株式会社C’s建築工房 代表取締役
・一級建築士、一級建築施工管理技士
・福祉住環境コーディネーター2級
・応急危険度判定士、被災宅地危険度判定士
・鉄筋コンクリート系マンション健康診断技術者
☆計画通りに積立ててきたのに工事費が足りない！？
☆その工事する必要あるのか？ もう少し先送りできないのか？
☆無駄な工事、今すぐやらなくていい工事もあるはず。
☆いきなり積立金値上げが必要と言われても納得できない。
・・・でも、建物の傷みを放置しておくわけにはいかないし？？？
猛反対された修繕積立金の値上げと一時金徴収
築42年、123戸のマンション。当初の長期修繕計画が甘く、実際に大規模修繕工事費を見積りしたところ、工事費が計画の1.5倍かかることが分かりました。工事費を支払う時点での積立金は8,000万円。さらに耐震改修工事を同時に行なうと予定工事費の3割にも満たない状況でした。年金生活者も増え、前回の大規模修繕工事では借入れもしていることから、修繕積立金の値上げ、一時金の徴収は組合員の生活に影響が出ることは明らかで、工事実現には多くの壁が立ちふさがっていました。
今回のセミナーでは、このような厳しい状況の中で資金繰りと合意形成に奔走し、大規模修繕工事と耐震改修工事を同時に実現させた、ある管理組合の理事・修繕委員の奮闘ぶりをお伝えします。
家族の生命と財産を守る！
工事を推進した修繕委員にお話を伺いました
一時金の徴収は平均して29.7万円の回答。しかし・・・
資金繰りと合意形成が最大の問題でした。まずは組合員に現状を伝え、組合員の考えを知るためにアンケート調査を行いました。そこで一時金として拠出できる金額をヒアリングしたのですが、なんと平均29.7万円の回答がありました。回答ナシを覚悟していたのでこれには驚きました。しかし、回答率は30％。残り70％の組合員は反対かもしれません。ここから工事実現に向けて、説明会・意見交換会を通じた本格的な合意形成活動をスタートさせました。
資金繰りにおいては「補助金申請の交渉」「借入口を分けた金利の削減」等を実施。合意形成においては「周辺マンションの修繕積立金を調査」「工事を行った東京・千葉・埼玉のマンションに出向いて工法を視察」等、組合員への負担を最小限に抑えた工事実現のためにできることはすべて行いました。反対する方はもちろんいましたが最後は理解してもらうことができました。今、生活に不安はありません。
安心・安全を手にし、資産価値が平均22％上昇
工事後、資産価値を評価会社に調査してもらったところ、市場価格が平均して22％も上昇したそうです。さらに、今後も上昇が続くと評価されました。かけた費用以上の効果を得ることができ、安心・安全を手にすることができたのです。
今回のセミナーでお伝えすることの一部をご紹介すると…
- ☑️ 組合員が無関心…工事が他人ごとではなく自分ごとになるアプローチ実例
- ☑️ 資金不足でも打つ手はあった！組合員が納得し、協力が得られる資金繰りの手順
- ☑️ 工事の負担は組合員の不満に…不満を事前に解消する環境・コミュニティ作り
- ☑️ 本当に修繕工事で資産価値が上がるのか？工事の必要性を実際のデータで証明
- ☑️ 比較すれば瞭然。品質重視でパートナーを選ぶ業者選定ポイント
- ☑️ 耐震改修工事を諦めない。柱や梁・ブレースなしで外観スッキリな進化した改修工法とは？
当日は、側近として関わったコンサルタントが工事実現のポイントを分かりやすく解説します。
「積立金の値上げ」「一時金の徴収」その前に・・・
修繕積立金不足が問題になっている今、積立金を有効活用し節約することがますます求められています。そこで当協議会では、施工精度を向上させることで修繕周期を15年とし管理組合の大規模修繕における資金調達・予算管理面の負担を軽減する「修繕周期15年プロジェクト」を立ち上げ、その最善策として「修繕周期15年システム」を確立し実践しています。今回のセミナーで具体的な手順、管理組合にとってのメリット、さらに修繕周期12年との違いをお伝えします。ぜひお役立て下さい。＜初公開です＞
マニュアルには書いていない
「大規模修繕の本当の姿」を無料プレゼント！今、始めようとしている大規模修繕、大丈夫ですか？修繕積立金は組合員みんなで積立てた大切なお金、失敗は許されません。そこで大規模修繕に関わるさまざまな問題、現実に起きている信じられない実態の数々をまとめ、各章マンガと分かりやすい要約で構成しています。大規模修繕を始める前に、ぜひ知っていいただきたい内容です。
Re・fresh リ・フレッシュvol.2 マンガで早わかり！！
マニュアルには書いていない大規模修繕の本当の姿
（全10章／68ページ／定価：1,080円）
計画通りに積立てても資金が不足し、窮地に陥る管理組合が続出！
滞納者がゼロで計画通りに積立てていても、大規模修繕工事の直前に修繕積立金が不足する管理組合が増えています。東日本大震災の復興と東京オリンピックに向けた建築需要の高まりによる工事費高騰がその大きな原因で、今後も続くと予想されます。今回ご紹介する理事・修繕委員の奮闘記は、大規模修繕工事や耐震改修工事を行う確かな手引きとなるはずです。
セミナーに参加を希望される方は、今すぐお申込みください。
実際に受講された方から高い満足度を得ています。
Cコート経堂 修繕委員 嶋田英一朗 様
勉強のつもりで参加したセミナーでしたが、大規模修繕のプロセスと失敗しないための様々なポイントを、実に具体的にレクチャーしていただけました。特に事前に行なう建物調査診断の重要性や施工業者次第で修繕の内容費用に差があることなど、とても勉強になりました。素人集団である管理組合には専門家のサポートが不可欠。後で悔やまないよう、準備と対策を徹底し、無理・無駄のない大規模修繕を実現したいと思います。
Rマンション川田谷 管理組合 斎藤友宏 様
私たちのマンションでは、2度目の大規模修繕を控えています。前回は管理会社任せの部分が多く、施工業者も系列会社の一択で実施したのですが、今にして思えば必要のない修繕工事に余計な費用をかけてしまった気がしてなりません。次の大規模修繕では設計事務所など信頼できる第三者に協力していただいたうえで、みんなが気持ちよく暮らしていける、費用対効果の高い大規模修繕を行ないたいと考えています。
T・T・Mタワーズ 修繕委員 藤崎瑛太 様
将来の大規模修繕について委員会での考えがまとまらず、修繕委員会全員でセミナーに参加したのですが、大規模修繕を軽く考えすぎていたと反省させられました。施工会社の選定基準も分からないし、施工内容や見積もりの是非なんて、素人知識で対応できるものではありません。今後はセミナーでいただいた『大規模修繕マニュアル』を組合の共有情報にして、組合員みんなが満足のいく大規模修繕を考えていきたいと思います。
CRマンション座間南 管理組合 三國秀樹 様
数年前、私の友人が住むマンションで大規模修繕を行なったのですが、ずさんな工事のせいで大問題になりました。マンションという資産を末永く機能させていくには、大規模修繕の失敗は許されません。セミナーでは、大規模修繕を成功させるための体制づくりから細かなポイントまで、実践的なノウハウを学ぶことができました。信頼できる一級建築士事務所をパートナーにしたおかげで、私たちの大規模修繕は順調に進捗しています。
マンションで生活していく上で必ず経験する大規模修繕工事を、管理組合主導で失敗なくスムーズに行うための情報をマンションに暮らす全ての人へ向けて発信しています。運営は設計会社・施工会社による賛助会員、建築・住設・保険などの企業からなる特別賛助会員の会費によって行われております。マンション生活や管理組合運営に関する有益な情報、専有部分のリフォームに関する相談など、専門家集団ならではの豊富な知識・経験、蓄積されたデータ、事例などを基に居住者視線でサポートしています。
