一般社団法人 マンション大規模修繕協議会

一般社団法人 マンション大規模修繕協議会は、このたびセミナーを開催致します。
このセミナーはマンション管理組合員、管理組合理事、理事長を対象に、大規模修繕工事に関する正しい知識を身につけるための無料セミナーです。安全で安心なマンション生活と資産価値を維持するための「管理」の大切さについてお伝えしてまいります。
残り席数が少なくなっておりますので、お早めにお申し込みください。

代表 米沢賢治 プロフィール

株式会社アーバン・プランニング 代表取締役/一級建築士/福祉住環境コーディネーター2級/マンションリフォームマネージャー。これまで全国で300件以上のマンション大規模修繕コンサルティングを手掛けて成功へと導く。この他、社団法人北海道マンション管理組合連合会、バリアフリーデザイン協議会副会長など、多方面にて活躍中。
著書 『マンション買うなら俺に聞け』 『設計事務所はマンション大規模修繕で生き残れ』
大規模修繕セミナー 2017年度春

大規模修繕その前に!
知っておくべき驚きの実態。

「いま積立金の値上げをしなければ、次の大規模修繕ができなくなります」と突然、管理会社から修繕積立金の値上げを勧められる管理組合が増えています。計画通りに修繕積立金を毎月払っていて、滞納者もいないのに、いつの間にか資金不足になっているのです。販売しやすいように分譲時に修繕積立金が低く設定されていることが主な原因ですが、定期的に見直しを行っていても、工事単価が不明瞭だったり、工事項目が不足していたりするケースも多く見受けられます。ここ数年は震災復興やオリンピック特需で工事費が上がっていて、修繕積立金不足の問題は更に深刻になっています。だからと言って安易な積立金の値上げは得策ではありません。個人の負担が大きいため、値上げしようとすれば当然反対が起きます。では、値上げ以外に積立金不足を解決する方法はないのでしょうか?

修繕積立金ムダ遣いの最大原因はこれだ!
修繕から4年で外壁塗装が剥がれだした…

あるマンションの元理事長から相談を受けました。内容は「1回目の大規模修繕から4年で外壁塗装が剥がれてしまった。施工会社に連絡を取ったところで既に倒産している。何とか最小限の補修で済ませられないだろうか?」というものでした。原因は窓サッシ下部の水切りにありました。一般的な水切りの出巾は外壁面から20~30mm必要ですが、このマンションは約半数の窓水切りの出巾がほとんどゼロだったのです。これでは剥がれて当然です。

はがれた壁とグラフ

同じ費用をかけても、結果が大きく変わる!

設計監理方式では、長期修繕計画で予定されている工事を行うのではなく、建物の状況やマンション生活を踏まえた上で、概算工事金額書を作成し工事の内容を決めていきます。そのため、設計事務所が行う調査・診断、設計の精度が工事費に大きく影響してきます。その精度が低いと、追加工事が発生したり、資金不足で工事が途中で中断したりします。(※1)先日もある管理組合から報告いただきましたが、設計ミスで6千万円の追加工事があったそうです。工事はメーカーが販売する白物家電のように10あれば10すべて同じようにはいきません。同じ費用をかけても結果が大きく変わります。
そこで今回のセミナーでは、組合員の皆様がコツコツ積立てている大切な修繕積立金をムダにしないために、設計、施工の失敗事例とその対策を中心に、値上げ以外の修繕積立金不足の解決策をご紹介します。建築に詳しくなくても理解・活用できる内容です。

今回のセミナーでお伝えすることの一部をご紹介すると…


  • ✔️ 修繕積立金ムダ遣いがこんなに!?~調査・診断、設計編
  • ✔️ 修繕積立金ムダ遣いがこんなに!?~施工編
  • ✔️ 長期修繕計画にきちんと反映されている?意外な盲点。設備関係の維持費
  • ✔️ 工事費が3倍掛かる!?シーリング工事の注意点
  • ✔️ 見落とし、施工漏れ、施工不良を断固阻止。今注目の修繕周期15年システムとは?

その他、国土交通省の補助金を活用して、お得に断熱改修工事を実施した事例もご紹介します。

※1概算工事金額書と実数精算方式について
大規模修繕では管理組合が予算化しやすいように、建物調査・診断を行い、劣化数量を想定値で設計して概算工事金額書を作成します。しかし、実際の工事費は、工事が始まって仮設足場を設置した後に施工会社が全面調査を行い、管理組合・設計事務所がその算出量を承認した上で確定させます。その差額を精算することを「実数精算方式」と呼びます。



サポート


参加者限定
「修繕積立金不足を解決するための特典」を無料プレゼント!

特典1「長期修繕計画チェック・アドバイス(限定20組)
工事項目の不足、無駄な工事、単価が不明瞭など、分譲時に作られた長期修繕計画書はどうしても精度に問題があります。また、定期的に見直しを行っていても不要な工事が含まれていることがサポート活動を通じて分かってきました。そこで、長期修繕計画の工事項目がきちんと記載されているのか、仕様や工法に問題がないかなどを協議会相談員がチェック・アドバイスを行います。

特典2マニュアル新・大規模修繕マニュアル
大規模修繕は組合員の理解を得ながら進めることが大切です。でも、何から始めれば良いのでしょうか。そもそも大規模集修繕とは?といった大規模修繕の目的から、実施体制づくり、業者選定までを理解しやすいように時系列でまとめたものが本書です。本書を読むことで、組合員の合意が得られる大規模修繕の進め方とそのポイントが分かります。その他、費用負担が大きい給排水管更新のポイントも無駄な工事を防ぐために挿入しました。ぜひお役立てください!(定価:1,550円(税込))





前回の大規模修繕セミナーでは、予定工事費の3割にも満たない状況で大規模修繕と耐震改修工事を実現させた管理組合の取り組みをご紹介し、その工事後に市場価格が平均22%も上昇したことをお伝えしました。現在、政府は既存住宅流通市場の活性化を推進しており、今以上に、修繕に対する価値観が高まり、自分たちのマンションを魅力的にしていこうという意識が浸透していくはずです。きちんとメンテナンスされたマンションが価値を持つ時代になっていきます。その一助として本セミナーをお役立ていただけますと幸いです。セミナーに参加される方は今すぐお申込みください。


サポート





受講者の声

実際に受講された方から、ご満足の声をいただいております。

Cコート経堂 修繕委員 嶋田英一朗様   

勉強のつもりで参加したセミナーでしたが、大規模修繕のプロセスと失敗しないための様々なポイントを、実に具体的にレクチャーしていただけました。特に事前に行なう建物調査診断の重要性や施工業者次第で修繕の内容費用に差があることなど、とても勉強になりました。素人集団である管理組合には専門家のサポートが不可欠。後で悔やまないよう、準備と対策を徹底し、無理・無駄のない大規模修繕を実現したいと思います。

Rマンション川田谷 管理組合 斎藤友宏 様

私たちのマンションでは、2度目の大規模修繕を控えています。前回は管理会社任せの部分が多く、施工業者も系列会社の一択で実施したのですが、今にして思えば必要のない修繕工事に余計な費用をかけてしまった気がしてなりません。次の大規模修繕では設計事務所など信頼できる第三者に協力していただいたうえで、みんなが気持ちよく暮らしていける、費用対効果の高い大規模修繕を行ないたいと考えています。

T・T・Mタワーズ 修繕委員 藤崎瑛太 様    

将来の大規模修繕について委員会での考えがまとまらず、修繕委員会全員でセミナーに参加したのですが、大規模修繕を軽く考えすぎていたと反省させられました。施工会社の選定基準も分からないし、施工内容や見積もりの是非なんて、素人知識で対応できるものではありません。今後はセミナーでいただいた『大規模修繕マニュアル』を組合の共有情報にして、組合員みんなが満足のいく大規模修繕を考えていきたいと思います。 

CRマンション茅ヶ崎 管理組合 浜田良夫 様

数年前、私の友人が住むマンションで大規模修繕を行なったのですが、ずさんな工事のせいで大問題になりました。マンションという資産を末永く機能させていくには、大規模修繕の失敗は許されません。セミナーでは、大規模修繕を成功させるための体制づくりから細かなポイントまで、実践的なノウハウを学ぶことができました。信頼できる一級建築士事務所をパートナーにしたおかげで、私たちの大規模修繕は順調に進捗しています。
マンションで生活していく上で必ず経験する大規模修繕工事を、管理組合主導で失敗なくスムーズに行うための情報をマンションに暮らす全ての人へ向けて発信しています。運営は設計会社・施工会社による賛助会員、建築・住設・保険などの企業からなる特別賛助会員の会費によって行われております。マンション生活や管理組合運営に関する有益な情報、専有部分のリフォームに関する相談など、専門家集団ならではの豊富な知識・経験、蓄積されたデータ、事例などを基に居住者視線でサポートしています。