一般社団法人 マンション大規模修繕協議会

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福岡
セミナー風景

一般社団法人 マンション大規模修繕協議会は、平成30年6月23日(土)13時00分より、福岡県中小企業振興センター 2階大ホールにてマンション大規模修繕セミナーを開催します。このセミナーはマンション管理組合員、管理組合理事、理事長を対象に、大規模修繕工事に関する正しい知識を身に付けるための無料セミナーです。
安全で安心なマンション生活と資産価値を維持するための「管理」の大切さについてお伝えしていきます。
残り席数が少なくなっておりますので、お早めにお申込みください。

泉 徳彦 プロフィール

・一般社団法人マンション大規模修繕協議会 副代表理事
・株式会社アーバン・プランニング 専務取締役
・建築コスト管理士、建築積算士、2級建築士
建築の技術者として長年、建物に携わる仕事をし、30年マンションに住み続けて今住んでいるマンションが3物件目です。その間大規模修繕の技術者としてはもちろん、自分のマンションの理事、修繕委員、漏水対策委員など歴任し外からも内側からも組合員のリアルな目線で問題解決をしてきました。

泉 徳彦

マンション販売価格が2倍に!?

「大規模修繕は、国土交通省とマンション管理業界、建設業界が儲けるために計画したもの。十数年に一度なんてやる必要ない」このような声の大きい人が主張し、予定していた大規模修繕ができずに、修繕委員会が自然消滅。20数年間手がつけられてないマンションがありました。外観の劣化は著しく、給水管は漏水。雑排水管も堆積物によって滞留し、マンション総合保険が打ち切られる事態に…ようやく大規模修繕に踏み切るも、必要な工事を先延ばししたため、工事費は通常の3倍かかることに…しかし、大規模修繕を行ったことで不動産会社から売買の問合せが入るようになり、マンション販売価格は2倍に。大規模修繕をすることで、かけた金額以上の資産価値向上が見られたのです。

大切なのは必要な工事を適切な時期に行うこと

必要な工事を先延ばしすると、修繕費用はかえってかさみます。早い時期に修繕しておけば簡易な補修で済むものを、放っておくことで取替えになるケースもあります。そのため、長期修繕計画の作成は管理組合の義務となっており、工事を行うための費用である修繕積立金を毎月積み立てることで、計画的に大規模修繕を行い、工事費を総合的に低減しています。

大切なのは必要な工事を適切な時期に行うこと
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大規模修繕、いつどのように行えばいいの?

建物は部位ごとに修繕周期が異なります。(例:外壁塗装12年、鉄部塗替4年)そこで、長期修繕計画では費用対効果を考え、同種工事(塗装、防水など)や仮設足場(施工費全体の10~20%を締める)が必要な工事を集約して修繕計画を立てています。とは言え、長期修繕計画はあくまで予定です。適切な修繕時期は、建物の劣化状況によって判断します。そこで当協議会は、大規模修繕の準備段階において、建物自主点検を行うことを勧めており、そのサポートを行っています。建物自主点検は、組合員の皆様で建物の屋上、外壁、鉄製のドアや手すり、柵などを見て回り、建物の現状を把握するためのものです。

【参考】大規模修繕の全体スケジュール 大規模修繕の全体スケジュール

しかし、建物の状態が分かっても、多額の費用と手間をかけて行う大規模修繕は一筋縄で進めることはできません。大規模修繕は組合員にとって馴染みのない工事。関心を持ってもらい、理解を深めてもらわなければ、せっかく時間をかけて検討しても総会で紛糾し、振り出しに戻ってしまいます。そこで今回のセミナーでは、修繕委員会設立からパートナーとなる設計事務所選定までの管理組合が中心となって行わなければならない準備について、そのスケジュールとともに分かりやすくお伝えします。

今回のセミナーでお伝えすることの一部をご紹介すると…
  • 適切なタイミングで大規模修繕を行うための手順とスケジュール
  • パートナー選定までに管理組合で行うべきこと、その注意点
  • 「お金が足りない」 「組合員が無関心」それでも組合員の資産価値を守る取り組み
  • 大規模修繕成功の決め手!信頼できるパートナーの選び方
  • スムーズに大規模修繕を進めるために理事会・修繕委員会が押さえておくべきポイント

マンションの住環境を良くし、資産価値を高めていくことは組合員みんなの願いです。組合員から喜ばれ感謝される大規模修繕を実現させていきましょう。

参加者限定
組合員に大規模修繕の必要性を理解し納得してもらう手順書
マニュアル

大規模修繕を進めるためには多くのことを検討しなければなりません。実施時期、方式の決定、工事予算の確保、長期修繕計画の見直し、業者の選定など、理事会だけですべてを兼務するには荷が重すぎます。そのため大規模修繕を継続的に検討審議するためのプロジェクトチーム、修繕委員会を立ち上げます。本マニュアルは、大規模修繕を円滑に進めるために、修繕委員会の募集、設立方法から、修繕委員会・理事会で検討しなければならない事項をお伝えし、総会で大規模修繕実施を決議するまでの準備内容をスケジュールとともにお伝えします。

大規模修繕の準備は工事を実施する約2年前から始めるのが一般的です。消費税10%増税が2019年10月に予定されているため、増税前に工事を検討するには今から準備しないと間に合わないかもしれません。
無駄なく合理的な大規模修繕を実現させる一助として今すぐ本セミナーに参加いただきお役立てください。

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受講者の声

Cロード経堂 修繕委員 経堂 嶋田英一郎 様

Cロード経堂 修繕委員 経堂  嶋田英一郎 様

勉強のつもりで参加したセミナーでしたが、大規模修繕のプロセスと失敗しないための様々なポイントを、実に具体的にレクチャーしていただけました。特に事前に行う建物調査診断の重要性や、施工業者次第で修繕の内容や費用に差があることなど、とても勉強になりました。素人集団である管理組合には専門家のサポートが不可欠。後で悔やまないよう、準備と対策を徹底し、無理・無駄のない大規模修繕を実現したいと思います。

Rサイト川田谷 管理組合員 斎藤友宏 様

Rサイト川田谷 管理組合員 斎藤友宏 様

私たちのマンションでは、2度目の大規模修繕を控えています。前回は大規模修繕のときは管理会社任せの部分が多く、施工業者も系列会社の一択で実施したのですが、今にして思えば必要のない修繕工事に余計な費用をかけてしまった気がしてなりません。次の大規模修繕では設計事務所など信頼できる第三者に協力していただいたうえで、みんなが気持ちよく暮らしていける、費用対効果の高い大規模修繕を行いたいと考えています。

TTタワーズ修繕委員 藤崎瑛太様

TTタワーズ修繕委員 藤崎瑛太様

将来の大規模修繕について委員会での考えがまとまらず、修繕委員全員でセミナーに参加したのですが、大規模修繕を軽く考えすぎていたと反省させられました。施工会社の選定基準もわからないし、施工内容や見積もりの是非なんて、素人知識で対応できるものではありません。今後はセミナーでいただいた『大規模修繕マニュアル』を組合の共有情報にして、組合員みんなが満足のいく大規模修繕を考えていきたいと思います。

C板橋 管理組合員 尾崎秀樹 様

C板橋 管理組合員 尾崎秀樹 様

数年前、私の友人が住むマンションで大規模修繕を行ったのですが、ずさんな工事のせいで大問題になりました。マンションという資産を末永く機能させていくには、大規模修繕の失敗は許されません。セミナーでは、大規模修繕を成功させるための体制づくりから細かなポイントまで、実戦的なノウハウを学ぶことができました。信頼できる一級建築士事務所をパートナーにしたおかげで、私たちの大規模修繕は順調に進捗しています。

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マンションで生活していく上で必ず経験する大規模修繕工事を、管理組合主導で失敗なくスムーズに行うための情報をマンションに暮らす全ての人へ向けて発信しています。運営は設計会社・施工会社による賛助会員、建築・住設・保険などの企業からなる特別賛助会員の会費によって行われております。マンション生活や管理組合運営に関する有益な情報、専有部分のリフォームに関する相談など、専門家集団ならではの豊富な知識・経験、蓄積されたデータ、事例などを基に居住者視線でサポートしています。